一人暮らしのポイント色々 あなたのお住まいの地域はドコ?

訪問販売

エリの失敗談

ある日の朝、「ピンポーン」と呼び鈴が・・・。インターホンで出ればいいのに、田舎者の私は玄関のドアを開けて「ハイ?」と応対。そこには「あっ、○○新聞のものですが・・・」と低姿勢な営業マンの姿が。新聞なんてさらさら取る気のない私は「あぁ〜、結構です」と一言。しかし、その営業マンも「いや、あのまずは1ヶ月だけなんですけど」となかなかしつこい。「いいです」と断る私に、「いや、だから・・・」と一向に食い下がる気配のない営業マンに嫌気がさし「マジでいいから」とドアを閉めようとした瞬間、ドアに足を挟めてきた!「こわぁ〜!!!」と思った私は、その足を思いっきり踏み潰しながらドアを閉めつけ無事クリア。「・・・怖かったぁ〜!!」と興奮覚めやらぬ私がリビングに戻りふと窓の外を見ると、そこにはこっちの部屋をにらみつけているさっきの営業マンが・・・。身の毛もよだつ体験でした。

もっちーアドバイス

訪問販売定番メニュー(?)の新聞勧誘ですね。今回のエリの最大の失敗はいきなりドアを開けたこと。これは大失敗です。営業の人には「ドアを開けさせたら半分成功」という考えがあるんですよ。「いかにドアを開けさせるか?」が営業マンの腕の見せ所・・・なのにいきなり全開でおで迎えした日には営業マンも「こりゃいける!」と勘違いするのも無理はないところですね。とくにエリは女性ですし。基本的にはインターホンで応対、ドアを開けるときもドアチェーンは出来れば最後まで外さないようにしましょう。もしかしたら営業マンを装った強盗などの可能性もあります。ドアはあなたのお部屋の最後の砦。簡単に開けないようにしましょうね。

訪問販売を断ろう

訪問販売業者すべてが悪いわけではないですし、なんだかんだ言っても新聞だって1誌くらい必要になるかもしれません。しかしお店に行って目的のものを買うのとは違って、向こうから一方的に品物を持ってくる訪問販売では自分が欲しくない品物が大半です。自然と断る回数が増えることになると思いますが、相手もプロです。そう簡単にお断りさせてくれません。何とか食い下がってきます。そんな業者をあきらめさせるコツを考えてみましょう。

期待を持たせない

冒頭のエリの失敗談のようにドアを開けてお話する体勢になってしまうと、訪問販売業者は「いける!」と判断します。業者が「頑張れば買ってくれる」と期待するとそれこそ「買うまで粘る」状態になってしまいます。結局相手との根競べになってしまい、思わず買わされてしまう危険度が高まります。

第一印象は大事

訪問販売業者だって人間です。やっぱり相手が怖い人間だと思えば早々に退散したい気分になるでしょう。逆にぼそぼそ声で「あ、あのぅいりませんからぁ〜」というような弱気な態度を見せるとやっぱり「いける!」と判断されてしまいます。

第三者を巻き込む

今は携帯電話という便利なものがありますから、ドア越しに相手にも聞こえるように電話(出来れば男性に)して「すっごいしつこいのがいて困ってるから来てくれ」と言うのも有効です。演技力があるなら実際には電話かけなくてもいいです。見知らぬ誰か、しかも頼られている人が来るというのは訪問販売業者にとっても不安です。それに同時に2人を説得するのはかなり難しくなりますから「だめかな」とあきらめてくれるかもしれません。

警察を呼ぶ

最終手段、と思いがちでしょうが「あんまりしつこいと警察呼びますよ!」というのは訪問販売業者には慣れっこのセリフです。「警察呼びました」と淡々と言った方が相手にはプレッシャーです。それでも食い下がってきたらホントに呼んでしまいましょう。

悪質な訪問販売に対抗する

良心的な訪問販売業者さんも大勢いるはずですが、悪質な訪問販売というのも多いわけです。古典的な例として「消防署のほうから(歩いて)来ました」というセリフのカッコ部分を省略することによって、消防署関連の人かなと錯覚させて消火器を売るとか、「法律でガス台があったら付けないとダメなんですよ」と嘘ついてガス警報機買わせるとか、もっと単純に「買わねえとただじゃおかねえ」と脅すなどいろいろあるわけです。では、こうした訪問販売にやられてしまった場合、法律はどのような救済を行ってくれるのでしょうか?

訪問販売法について

訪問販売は特定商取引法と呼ばれる法律の中の一つです。現在ではただお店を構えてお客が来て買っていくといった今までの商売のほかに、通信販売や電話販売などといった「今までにみられない」形の商売が増え従来の法では追いつけなくなったために制定されたものです。

消費者の保護

詳しい話は避けますが、訪問販売業者法を含む特定商取引法にはクーリングオフ(その場では契約したが、頭を冷やしたらやっぱり不要だった場合、8日間をメドに無条件解約できる。ただし通信販売などでは20日間)賠償の上限(消費者が途中で解約した場合、業者は賠償を請求できるが、その金額に上限を定める)虚偽による購入の取り消し(業者が消費者に嘘をついた場合や、誤解しやすいような説明をした、言わなければいけないことをいっていなかったといった不誠実な行動による契約を取り消せる)といった制度がありますから、まずは相談してみると良いでしょう。

訪問販売のまとめ

クーリングオフなどの救済措置があるとはいえ、一度トラブルに関わってしまうとそれだけで時間も労力も消費してしまいますし、少額であれば「仕方ないかな」とあきらめてしまい、悪質な訪問販売業者を喜ばせることにもなりかねません。そして関われば関わるほど無駄なトラブルを抱えることになります。勇気を出して最初の訪問時にいらないものは「いらない」とはっきりと断ることが大事です。また、ヘタに手付けなどお金を支払うと取り返すのが難しいので、最初からお金を出さないようにしましょう。


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